理不尽の国のアリス

世界は歪んでいる。私の認識が歪んでいる。どちらでしょうか。

百数十万という分厚い札束で、1年で偏差値40上げて慶応大学に現役合格した話。

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みなさんご存知、ビリギャルですね。 

有村架純ちゃん、かわいいですねw

 

という前置きは置いておいて。

 

果たして、ビリギャルは美談で終わらせていいのか?

本人の努力は確かにすごいものです。

また、貴金属類を売り、保険解約をし・・・といろいろな犠牲を払い塾費用を捻出したお母様の努力も並大抵のものではないと思います。

ただし、これは美談で終わらせていい話ではない。

 

注意していただきたいのは、この記事で批判したいのはビリギャルではありません。

※ネットでは話を盛っているなど言われていますが、

 この記事は作品批判ではありません。

 

ビリギャルから読み取る格差固定社会

彼女の勉強スタイルは塾通い中心のスタイルでした。

塾と家で勉強し、学校では寝る生活を送っていたのです。

「この子は学校しか寝る場所がないんです!学校で寝られないなら、
この子はいったい何処で寝ればいいんですか!!」(お母さんのセリフ)

確かに、試験内容が絞られている私立入試、学校の授業をすべて受けているとどうしても無駄が生じます。それでも・・・

そもそも、なぜ彼女は偏差値30になるまで、

そこまで勉強をしてこなかったのでしょうか?

 

学校だけでは足りないのか。

今や、中学生の通塾率は61.1%

二人に一人が塾に通っています。

中学生通塾率 [ 2015年第一位 神奈川県 ]|新・都道府県別統計とランキングで見る県民性 [とどラン]

また、某進〇ゼミのような通信講座もあることから学校以外の学習サービス率を出すとコレより高い数字になるのではないでしょうか。

ではそもそも、なぜ皆、塾へと通うのでしょうか?

それは、需要があるから。その需要を生み出す要因は?

 

・・・学校教師の指導力のバラつきが問題だと推察できませんか?

なぜならば、学校で事足りているのであれば追加でお金を出してまで学ぶ必要がない。

 

生徒は教師を選べない。

本人の努力も勿論ですが、 学力は教師の実力によって大きく変動するといってもいいでしょう。(下記ランキングでの経験則)

 

生徒は教師を選べません。

もちろん、中には熱心な先生、教え方の上手い先生もいるでしょう。

しかしその逆も然り。指導力のない教師もいます。

※私は高校の日本史の教師が壊滅的に授業が下手だったので、最終的には授業完全無視を決めました。さらに言うと、クラスの日本史の上位組はたいてい無視してました。模試のランキングで、日本史だけとある高校の名前が上位に連なっていたのはいい思い出です。正直羨ましかったです。

 

創作作品ですが『悪の経典』でも釣井という数学の教師が、

指導力のない「でもしか教師世代」の典型として描かれています。彼の授業はもはやクラス全員に無視されています。

 

悪の教典(1) (アフタヌーンKC)

悪の教典(1) (アフタヌーンKC)

 

 

 

学力とはずれますが、吹奏楽などの部活でも顧問教師によってかなり質が分かれます。

この事例が最たるものですね。

blog.goo.ne.jp

顧問の先生が変わっただけで無名校が全国へ。

これは明らかに生徒だけの努力だけで成しえることではないですね。

 

低所得層の学習機会損失

それでは、塾に通えない、通信教育も使えないような低所得層の子供たちは?

明らかに高所得層の子供たちより学習機会が少ない。

学習機会というより、自分にあった先生をみつける、人生の出会いのチャンスが少ないのです。

つまりは、本人の負担が増えます。

カリスマ先生に教わるのと、僕の日本史のようなクソ教師に教わるのでは、効率、モチベーション、結果が違うのは上記の例から明らかです。

ビリギャルも塾の先生が熱心に教えてくれたからこそ、勉強に集中できていましたよね。

 

そうして、高所得層はよりカリスマ先生に教わる機会を与えられ、効率的に有名校へと進学していきます。

その反対に、低所得層の子供たちは教師の当たり外れの中、なんとかして進学します。

 

 

これは、格差固定社会に拍車をかける要因ではないでしょうか?

学年にもよりますが、1時間当たり2000円をイメージしていただければと思います。
(成果を上げるためにも、週6時間以上の受講が必要です)

名古屋の個別指導塾 坪田塾 より引用。

 

具体策としては?

教師の能力格差の是正具体策としては、

0からアイデアをひねり出す必要は全くありません。

なぜならば、「学習指導成功事例」なんて今では山ほどあるからです。

 

東進ハイスクールという予備校では、カリスマ講師によるネット授業を採用しています。トップクラスの先生の書籍は参考書に限らず、普通に書店に売ってますよね。

 

林 修の「今読みたい」日本文学講座 (宝島SUGOI文庫)

林 修の「今読みたい」日本文学講座 (宝島SUGOI文庫)

 

 

また、ビリギャルの坪田塾でも

学習システムが心理学をベースとしており、非常に科学的になっています。心理学的でいう「Self-fulfilling Prophecy」を行い、「Self-esteem」を高めていくために、高い目標を設定し、年間計画・月間計画・日間計画の達成にこだわり、自律的に講師を「使う」形で、学習が進められていくため、最終的には「塾や先生」を必要とせず、自ら学習ができるようになります。

 

名古屋の個別指導塾 坪田塾 より引用

という科学的に実証された方法論に基づいて指導しています。

ちなみに、

 

 では心理学の解説も載ってます。

 

これらの学習塾がなぜこのような方法を取り入れているのでしょうか?

 

それは、「成果が出ている前例」だからです。

カリスマ講師の授業、心理学に基づく指導。

それが生徒たちの受験合格実績という数字になって説得力となっていきます。

 

流石に普通学校の授業をネット授業にすることは無理でしょう。

(できるのであればして欲しい。全教科カリスマ先生に教わることができる未来。素晴らしいね)

 

しかし、カリスマ講師の授業という「模範授業」があり、参考書があり。

書籍によって「やる気にさせる心理学的指導法」まで情報が入手できる。

 

学校教師が変なオリジナリティに固執せず、「指導成功事例」のストックをためて

生徒に合わせて、素直に前例に基づく指導をすればいいだけの話。

 

学ぶことと、まねることは同義です。

 

てかお願いだから教育にお金もっとかけてあげて・・・

寝たきりの老人の余命長くするのと、日本の未来への投資。

どちらが重要かは明らかでしょ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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