理不尽の国のアリス

世界は歪んでいる。私の認識が歪んでいる。どちらでしょうか。

女装男子、ジェンダーレス男子のパラドックス

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男子でも美容好きでいいんだよ。って僕は言います。

 

美容は誰のものか。

まだまだ「社会的」に、美容は女性のものとされています。

男性が美容に拘ることは、あまり推奨されるものではない。

拘るとしても、社会的に推奨される見た目「男性らしいもの」でなければならない。

これが現在の社会風潮です。

 

「常識」に反対することが「常識」を認めてしまう。

さて、それでも僕は脱毛もしますし、日焼けも徹底して避けます。

いわゆる「ジェンダーレス男子」と世間的に言われるような見た目を目指しています。

これは、現在の世間定義の「男性らしさ」への忌避です。

 

面白いことに、ジェンダーレスによって野生的な男性らしさを回避することは、

「男子としての美容好き」という属性を認めるというよりは、

結局、美容は女性性に付随するということを認めることのように思います。

 

なぜならばジェンダーレスと呼ばれる方々(とまんくん、ゆうたろうくん)でも、

「女の子のように可愛い」という形容詞から逃れることはできなかったからです。

 

strobo.jp

その名も『ゆうたろう』くん!!10代に大人気の古着ショップ「サントニブンノイチ」のスタッフをしている彼が、SNSで写真をアップすると、男の子なのに女の子みたいで「可愛い」「天使」などといった反応がたくさん! 

 やはり女の子に負けないぐらいの可愛らしさを持っていることで人気を集めていることが分かりますよね♪

この言葉の裏には「可愛いはそもそも女の子のもの」といった意識があります。

(そもそもの前提として、「美の定義」や「可愛い」ことが「美」なのかは論がこじれるので置いておきます。)

それでも現在の文脈においては、「可愛い」=「美容」というのはある程度納得していただけるのかなとは思います。

女性性から「美容」を離すことは難しいのです。

 

見た目は、どちらかの性を必ず持つ

人間の外見的な特徴は、必ずどちらかの性の属性を持つといってもいいと思います。

「世間」の中では、些細なことでも男性的、女性的といった記号を付与され、「中性的」属性を持つものを定義するのはかなり困難です。

現在の社会においては、「中性的」といわれるものは大概「女性性」に近いものであるといえるでしょう。

その証拠としては、お手持ちの端末で「中性的」と画像検索をかけてみてください。

これが「世間」の考えです。

 

完全に「中性的」なものはあるのか?

多くのものが記号的に解釈される現在、どちらの性にも所属してない外見的特長を探すのは困難です。

半陰陽と呼ばれる方でも、心因的な要因を除けば、結局はどちらかの性の特徴が混合して身体上に表出しています。

「男性らしさ」「女性らしさ」を忌避して、それに外れた外見を求めても

結局のところ、どちらの性にも所属しない状態にはなれないのかなと思います。

「らしさ」を求める社会から逃れようとしても、逃れることができないパラドックス

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