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理不尽の国のアリス

世界は歪んでいる。私の認識が歪んでいる。どちらでしょうか。

スカッとジャパンがぜんぜんスカッとしなかった件。

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本日何気なくテレビをつけていたら

「スカッとジャパン」という番組が流れていました。

 イケメン神対応シリーズで

福山雅治がトイレから出てきたという話が盛り上がっていますが

 

僕はそれよりも腑に落ちなかった話があります。

その内容が、全くスカッとしなかったので、

ちょっと考えてみたいなと思います。

 

スカッとしないあらまし

今回僕が疑問に思ったのが

始末書を大量に書かせて嫌がらせをする課長の話です。

メインの登場人物は、イヤな課長とかわいそうな部下。

 

この課長は靴の足音などの細かいことに目をつけて、

気に入らないと始末書を書かせ、

部下に手柄があれば横取りするとんでもパワハラ上司なのです。

 

そんな上司に耐えかねた部下は3ヶ月で会社を辞めてしまいました。

 

そして、物語のラストでの「スカッとするシーン」は

課長が、上司と歓談しているときに

テレビのインタビューで部下が課長のパワハラを暴露し、

事実を知った上司が課長に詰め寄り、

課長は奇声をあげてオフィスから逃げ出していく

というものでした。

そして、ゲストパネラーたちは満場一致で賞賛。

 

加害者を叩ければそれでいいのか?

このとき、テレビのインタビューのテロップには

フリーター(31)」との記載がありました。

僕がスカッとしない一番の原因はここにあります。

確かに、イヤな課長が成敗される様を見るのは痛快でしょう。

 

それでも、悪者が成敗されたとしても

正社員の職を失った部下が全く救われていないのです。

この点を忘れてはいけません。

パワハラを受け、悔しい思いをした彼はどうやって救われればいいのでしょうか?

課長が失墜したとはいえ、

彼の状況は退職後、非正規雇用へ転落というマイナスの状況が残されたままです。

憎まれっ子世にはばかる

これは推測ですが、この課長は厳重注意レベルで、職は失うことはないのでしょうね。

 

真面目な人ほど「人を変えるのは難しいから自分が変わろう」と、

人間関係改善の本を手に取る。

パワハラを受ける側が精神を病み、職を失う。

それに対して、パワハラをする側はなにも変わらない。

その人にとっては不都合は起きていないから。

 

例えばブラック企業が違法過重労働を課す。

労働者はあきらめて退職する。労基に相談するとしても、

証拠がないと動いてもらえないので証拠集めに奔走する。

 

デメリットを受けている、労力を費やしてるのは被害者側ではないですか?

 

憎まれっ子に都合のいい世界です。

それでも生きていかなければならないからね。

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