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理不尽の国のアリス

世界は歪んでいる。私の認識が歪んでいる。どちらでしょうか。

フェミニズムとミソジニーの狭間で

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僕としては、女性の社会進出などは大賛成だし、

セクハラおっさんとか、岩崎容疑者など

実在の相手に危害を加える性犯罪者は滅べと思います。

 

 

だけどたまに、女性を優遇することについて、イラッとしてしまうことがあります。

その理由として、僕にはミソジニ―におちいるような経験があると考えました。

 

男に奢ってもらって当たり前の女性管理職

女性管理職の少なさが指摘されている日本ですが、

僕は女性管理職・女性社長の会社で働いたことがあります。

男女比率は1:9 男性は肩身が狭い思いです。

そんな中で女性管理職が発した一言

「私飲みに行ってお金出したことない」

つまり(男性から)奢ってもらっているのが常、当たり前だということです。

 

フェミ論では、女性を対等に扱うもので、奢ったり、荷物を持ったりというのは

相手を下に見る行為であり、差別していることです。

女性にも自立を求め、対等な関係を築くのがフェミです。

 

もちろんここで、奢られる女性ではなく、

奢っている男性を批判すべきだという論もあります。

それでも手取り15で疲弊していた大卒リーマンからしてみれば

権力と給金を得て、なおかつそこから「女性の特権」までを得ている様を見ると

ちょっと待てと言いたくなりました。

 

男を弄び捨てる女性管理職

別の女性役職付きの上司で、セレブな方がいました。

どんだけセレブかというと、

お父様が散歩のついでにマンション二部屋買えちゃうほどのお金持ち。

そんな上司が飲み会で得意げに語っていたのが男性のお遊び。

「元旦那さんを選んだ理由はイケメン高身長。アクセサリー感覚」(離婚済み)

「男の持っているものを全部捨てさせて、全部自分の好みで買い与え、自分の色に染めた後に、捨てる!」

こう言ったあと高らかに笑っていました。

 

女の人って怖いなぁと思った瞬間です。

 

奢らないと不機嫌になる元カノ

元カノさんは口では「奢ってもらって当たり前じゃない」と言ってました。

それでも奢らないと不機嫌になってました。お会計後のふてくされた顔。

これだと結局口でいくら正論を言おうと、「奢ってもらってアタリマエ」なんだろなと

同じ学生で、一人暮らしの人間にはちとお財布が苦しかったです。

向こうさんは実家暮らしで割と裕福な家庭だったので、なおさらでした。

 

そのほか、玉の輿いいなーとかいう女の子や主婦がいいという女の子を見てきたので、

女性の社会進出と聞いても、あまり深刻な問題と自分の経験的に結びつかないのです。

 

正論フェミと感情ミソジニー

男女の給与格差と言いますが、既得権益と無縁な若年層の男性からすれば、

益もなにも受けてないわけです。その恩恵を得ているのは主にオッサンです。

もしくはこの社会の歪んだ習慣に疑問を持つことなく適合できた人です。

 

社会の習慣に適合できなかったり、疑問を持つと、苦しい思いをします。

www.youtube.com

 

エマ・ワトソン国連のスピーチから引用すると

I’ve seen young men suffering from mental illness unable to ask for help for fear it would make them look less “macho”—in fact in the UK suicide is the biggest killer of men between 20-49 years of age; eclipsing road accidents, cancer and coronary heart disease. I’ve seen men made fragile and insecure by a distorted sense of what constitutes male success. Men don’t have the benefits of equality either.   

Emma Watson Gender equality is your issue too | UN Women – Headquarters

 

若い男性が、「男らしさ」に傷が付くのを恐れて、周りの人に助けを求められず、心を病んでしまっている様子も目にしてきました。実はイギリスの20歳から49歳の男性の死亡原因の第1位は、交通事故やがん、心臓病を上回って、自殺が占めてしまっているのです。男性としての成功像のようなものに対する歪んだ感覚のせいで、精神的に弱く不安定になってしまっている男性もいます。男性もまた、平等であれば享受できる権利に恵まれていないと言えるでしょう。

 

エマ・ワトソンが挑戦する“新しいフェミニズム”の取り組み [via: UN Women 2014] - 備忘録√y

 

また、僕の3つの経験例を見ていただくとわかるように、

僕のミソジニーとは

極めて感情的なものであり、

また経験という極めて狭い個人の領域からくるもの。

 

それは、女性を卑下しようと思って出てくるものではなく、

今までの経験で見てきた女性の利益と自分の境遇との比較からくる悲しみ、

つまりは、自分が大切にされたいという願望からくるもの。

 

そしてその傾向は大方あてはまると考えていいように感じます。

 

8013.hateblo.jp

 

身だしなみには人並みに気をつかってるけど、それでも女性に相手にしてもらえない、やっぱり女はイケメン至上主義なんだ、というその人と話をして、その人の言動の中にあるミソジニーな部分をひとつひとつ指摘して、

「自分のことを嫌っていることが分かっている相手に対して好意を持つ人はそうはいないよ。相手にしてもらえない原因はそこなのでは?」

と話してみたところ、

「でもDQNだって同じように女性をバカにしてるのに彼らは女性にモテてるじゃないか。やっぱり女はイケメン至上主義なんだ」

という返事が返ってきました。

非モテとミソジニー - 増田の杜

 

キラキラリア充に対する非モテの劣等感、

生まれ持った環境の違いへの苦しみ。うらやましさに伴う、自分の欠如感。

そういったものがミソジニーとしての不満として表出すると考えます。

 

正論VS感情論の行く末

TwitterなどでKTB先生などのフェミニストと、

ミソジニーとの論争を見ると不毛だと思います。

 

ミソジニストの叫びは、不満の表出です。

そこに正論をぶつけて、お前は間違っていると攻撃する。

それでは、相手がフェミ寄りになるどころか、自分は認められていないと感じ、

ミソジニーがより強くなってしまう。

 

人は理由なく感情論に走りません。(と信じたい)

自分が卑下されていると感じるからこそ、

女尊男卑と感じるのです。

自分が満たされていないと感じるからこそ、

男女平等論に噛みついてしまうのです。

 

僕はフェミ論が正論で、ミソジニーが感情論であることを理解しています。

理解しているからこそ、切り離して考えることができます。

しかし、人に感情論をぶつける人は、頭に血が上っており、コントロールを失ってしまっています。いわゆるクレーマー状態です。

 

クレーム対応の基本は

 

相手の話を聞き、怒りの根底にある相手の感情を共有すること

相手の論を受け入れろとまでは言いません。

聞いて理解することと、受け入れることは違う。

 

火が付いた状態で正論という油をぶつけてしまえば大炎上します。

 

正論はある意味、諸刃の剣

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